対象者別で見る

介護の仕事に就きたい方

介護の仕事に就きたい方の画像

介護の仕事は社会的な意義が大きく、やりがいのある仕事です。
高齢化の一層の進展、認知症高齢者や高齢者のひとり暮らしや夫婦のみの世帯の増加などに伴い、介護や支援を必要とする高齢者が増加することが見込まれ、介護の仕事に対するニーズは今後も高まっていきます。
下記の資格を取得することで、介護の仕事に関する知識や介護技術が習得でき安心して介護の仕事に就くことができます。さらに実務経験に応じてキャリアアップの資格が取得できます。

今すぐ介護の仕事を探している方へ

介護の仕事は介護施設で介護職員として働くなど、資格がなくても働くことができます。そして働きながら介護職員初任者研修を受講するなどキャリアアップが可能です。すでに資格をお持ちの方も含めて、福岡労働局のホームページや福岡県社会福祉協議会の「ふくふくネット」で介護の仕事を探すことができます。

介護の仕事に関する資格などについて

介護職員・訪問介護員
介護職員・訪問介護員の画像

介護職員は介護施設で介護の仕事を行う場合、資格が必須ではありませんので、就職して施設で働きながら研修を受講し、資格を取得してキャリアアップする、ということが可能です。訪問介護員として従事する場合は、介護職員初任者研修の受講や介護福祉士実務者研修の受講が必要ですが、訪問系サービスのうち生活援助中心型の業務には生活援助従事者研修の受講により従事することができます。



(介護に関する入門的研修)
介護に関する入門的研修は、介護未経験者を対象に、介護の業務に携わる上で知っておくべき基本的な技術を学ぶことができる研修で、福岡県が福岡県社会福祉協議会に委託して実施しています。

(生活援助従事者研修)
生活援助従事者研修は、生活援助中心型のサービスに従事しようとする方を対象に、必要な知識等を習得することを目的に、福岡県が指定した事業者が実施しています。

(介護職員初任者研修)
介護職員初任者研修は、訪問介護事業に従事しようとする方若しくは在宅・施設を問わず介護の業務に従事しようとする方を対象に、基本的な介護業務を行うことができるようにすることを目的に、福岡県が指定した事業者が実施しています。

(介護福祉士実務者研修)
介護福祉士実務者研修は、介護福祉士国家試験の受験要件として、実務経験3年以上に加えて受講が義務付けられている研修です。福岡県等が指定した実務者養成施設が実施しています。
介護福祉士
介護福祉士の画像

介護福祉士は、介護の専門職として全般的な介護の仕事を行い、また初任介護者やご家族などに対して介護の情報提供や指導を行います。「介護福祉士」は国家資格であり資格の取得方法は、下記の「介護福祉士を取得するには」を参照してください。

介護支援専門員(ケアマネジャー)
介護支援専門員の画像

介護支援専門員は要介護者や要支援者の人の相談や心身の状況に応じるとともに訪問介護やデイサービスなどのサービスを受けられるようにケアプランの作成や関係機関との連絡調整を行います。
介護支援専門員になるには、保険・医療・福祉に係る法定資格保有者または生活相談員等の相談援助業務従事者であって定められた実務経験期間を満たした方が介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、介護支援専門員実務研修の課程を修了し、介護支援専門員証の交付を受ける必要があります。

介護施設の一日のスケジュール(参考例)

介護に従事する方の仕事のスケジュールについて一例として下記の例を参考にご紹介します。

●介護老人保健施設(日勤の場合)の場合(一例)
8時30分 出勤
9時00分 ミーティング
9時30分 利用者の介助
10時00分~11時00分 リハビリ、レクリエーション
12時00分 昼食
13時30分~16時00分 利用者の介助
15時00分 おやつ
16時30分~17時00分 居室整理及び雑務
17時00分 夜勤への申し送り
●通所介護(デイサービス)の場合(一例)
8時00分 スタッフミーティング
8時20分 送迎
9時00分 利用者のバイタルチェック、入浴介助
11時00分 レクリエーション
12時00分 昼食・口腔ケア、休憩
14時00分 体操・個別レクリエーション
15時00分 おやつ
15時30分 送迎
16時00分 全体レクリエーション
16時45分 送迎・ミーティング
17時30分 業務終了