インタビュー

2024年3月21日 NEW

優しく、あたたかいサポートを受けて、楽しく介護の仕事をしています

私の介護の仕事 インタビュー動画

アフィアット アフィアンティさん 介護職歴2年 =株式会社さわやか倶楽部 さわやかいずみ館= / アストリア エレン クスマさん 介護職歴2年 =株式会社さわやか倶楽部 さわやかいずみ館=


アフィアット アフィアンティさん

【プロフィール】
インドネシア出身。特定技能制度を活用し、2022年4月に来日。株式会社さわやか倶楽部へ入職し、さわやかいずみ館に勤務。
 
【スケジュール】

  早出勤務
7時 出社、入居者声掛け起床
8時 朝食準備、朝食介助
9時 口腔ケア
10時 入浴介助
12時 昼食介助
13時 休憩
14時 掃除、環境整備
15時 ラジオ体操、おやつ介助
16時 退社


アストリア エレン クスマさん

【プロフィール】
インドネシア出身。特定技能制度を活用し、2022年4月に来日。株式会社さわやか倶楽部へ入職し、さわやかいずみ館に勤務。
 
【スケジュール】

  早出勤務
7時 出社、入居者声掛け起床
8時 朝食準備、朝食介助
9時 口腔ケア
10時 入浴介助
12時 昼食介助
13時 休憩
14時 掃除、環境整備
15時 ラジオ体操、おやつ介助
16時 退社

介護職の1日

アフィアット アフィアンティさん インタビュー

日本式介護を学ぼうと思ったきっかけは、自分が家族を介護したいとの思いでした

 もともと日本の歌や桜、四季を彩る花など日本文化に関心がありましたが、その他にも日本での介護の仕事を目指したきっかけは2つあります。1つ目は、日本の介護を学び、将来、祖父母や両親に自分が介護をしたいということ。インドネシアでは、介護は家族がすることが普通です。日本で介護を学び、その知識や技術を家族に還元して、よりよい老後を送ってほしいです。

 2つ目は、日本人の世界有数の長寿の秘訣を知りたいことでした。日本の料理はインドネシア料理と違い、とても薄味です。この味付けが長寿の秘訣のひとつだと思っています。最初は味がなく苦手でしたが、今では日本の味付けが好きになりました。

日本で仕事を続けながら、将来は母国の若い人に日本の介護を教えたい

 インドネシアには「介護」という仕事がないため、介護の知識はゼロでしたが、今までにない新しい経験ばかりで毎日の仕事を楽しんでいます。特に人生経験豊富な入居者の話を聞くと、勉強にもなるし、楽しく疲れも忘れてしまいます。

 将来は日本で介護職を続けながら、母国の若い人たちに介護のことを教えていきたいと考えています。今も時間が合えば、母校の日本語学校の生徒に、日本での生活や介護のことを話しています。これからも自分が学んだことや日本の良さを伝え、介護に興味のある方が増えてほしいです。

 また、日本で介護職をしている友人から、「腰痛になる」という話を聞いており、不安はありました。しかし当法人には「ランク2アップ」という、未経験や無資格の方でも必要な介護技術を初歩から学べる研修があります。これを受けることで、入居者にも職員にも負担の少ない移乗技術が身に付き、それが腰痛防止に繋がっています。今は腰痛の心配は感じていません。研修後も継続的に社内認定試験があり、技術の質の向上にもつながっています。

 これから日本で介護を学びたいと思っている方は、挨拶をしっかりするなど仕事上で必要なことはきちんと学び、実践することが重要です。しかし、日本は優しい人たちばかりなので、あまり気負わず、怖がらずに安心して日本での介護の仕事を楽しんでください。

アストリア エレン クスマさん インタビュー

憧れていた日本での介護職。周りのサポートもあり充実した日々を送る

 日本で介護の仕事をしたいと思ったきっかけは、日本でいきいきと介護職として働く先輩の話を聞いたことです。6か月間、日本語学校で学んだのち、介護職に就きました。来日したころは、学んできた日本語が入居者に通じるか不安でしたが、ちゃんとコミュニケーションをとることができました。ただ、方言だけは難しく、入居者が話す「よか」という言葉が、イエスなのかノーなのかもわからず、戸惑いがありました。何を聞いても「よか」と応える入居者もいて、慣れるまで時間がかかりました。しかし、わからないことは職場の人が丁寧に教えてくれたり、フォローしてくれたので、自信をもって仕事ができるようになりました。

 職場の人には日常生活面でもサポートしてもらっています。以前、私が発熱した際もどこの病院に行けばいいのか、どう受診するかなどを教えてくれ、突発的なことにも対応してくれました。職場の人たちのおかげで、困ることなく日本での生活ができています。

入居者から名前を呼ばれ、笑顔を見ると介護職でよかったと感じる

 介護職は大変な仕事と聞いていましたが、介護職に就いて2年、そのように感じたことはありません。入居者の笑顔を間近で見られたり、「ありがとう」という声をいただいたりして、とてもやりがいのある仕事だと思います。特に、休み明けに出勤したときに入居者から「エレンさん、昨日はいなくてさみしかったよ」や「エレンさん、今日もお願いね」など名前を呼んでもらえると認められたようで嬉しいですね。

 私は、これからもずっと日本で介護の仕事を続けたいと思っています。入居者も職場の人たちも、みんな優しく、あたたかく受け入れてくれるので、これから日本に来る方には、ぜひ介護職を選んで欲しいですね。

【特定施設入居者生活介護(介護付き有料老人ホーム)とは?】

 有料老人ホームは、大きく「住宅型有料老人ホーム」と「介護付き有料老人ホーム」があります。「介護付き」は施設サービスとして、入浴や排泄などの介護サービス、リハビリやレクリエーションのサービスを受けることができます。 「住宅型」はヘルパーを利用したりデイサービスに通ったりして、外部も併用しながら介護サービスを受けることができます。

 株式会社さわやか倶楽部は「慈愛の心、尊厳を守る、お客様第一主義」の3つの理念のもと全国で有料老人ホームをはじめとした介護サービスを提供しています。さわやかいずみ館は、定員43名で水と緑の田園風景が広がる朝倉市にある介護付き有料老人ホームです。入居者さんの笑顔や笑い声が聞こえる楽しい施設を目指し、機能訓練やレクリエーションに取り組み、生活のサポートをしています。

施設概要

株式会社さわやか倶楽部 さわやかいずみ館
〒838-0068
朝倉市甘木260-1
TEL:0946-21-7377
URL:http://izumikan.sawayakaclub.jp/