インタビュー

2020年12月1日 NEW

人材の育成に努め、職員の笑顔と風通しの良い職場環境を目指す

私の介護の仕事

江崎直行(えさき・なおゆき)さん 介護職歴13年 =医療法人社団高邦会 介護老人保健施設水郷苑 =


江崎直行(えさき・なおゆき)さん

【プロフィール】
他業種を経て、平成19年に介護老人保健施設水郷苑に入職。介護職員として勤務後、平成24年に介護福祉士を取得。現在は主任を務める。
 
【保有資格】
介護福祉士、認知症ケア専門士
 
【キャリアアップ】

1年目 介護老人保健施設水郷苑勤務
4年目 主任

感謝の言葉をきっかけに他業種から介護の世界に飛び込む


 

 この仕事に就くまでは測量の仕事や製造業に携わっていました。介護の勉強や経験は全くなかったのですが、高齢の女性の手助けをした際に、感謝の言葉をかけられて感動したことをきっかけに、介護の道に進むことを決心しました。早速、訪問介護員2級の資格をとり、介護老人保健施設水郷苑に就職しました。実務経験を積んで4年後には介護福祉士を取得し、4年目に主任に就任しました。介護の仕事に必要な知識や技術習得に努め、認知症ケア専門士の資格も取得しました。

 介護の仕事は、身の回りのお世話をすることというイメージを持っていましたが、実際はリハビリなどやらなければいけないことが多く、最初は戸惑いました。特にコミュニケーションの面では苦労しました。先輩の声かけを参考にし、相談にのってもらうことで徐々に慣れていきました。水郷苑では、研修制度も整っていて、新人職員向けの育成コースがあります。座学と、先輩職員にマンツーマンで指導してもらうプリセプター制度があり、学校に行かずに介護の世界に飛び込んだ私でも、しっかりと勉強することができました。

 介護老人保健施設は、リハビリや医療ケア、日常生活の介助を行いながら在宅復帰をめざす場所です。介護においては「世話をしてあげる」のではなく、「できないところを介助をする」という感覚を持つようにしています。ご利用者が自立し前向きな気持ちになるように、声かけをこころがけています。ご利用者が笑顔で自宅へ戻っていく時に達成感を感じますね。

全員が同じレベルで職務に当たることを目指して、人材教育に携わる

 主任に就任してからは法人全体の人材育成にも携わっています。医療法人社団高邦会では、それぞれ内容や役職ごとに分けた研修会を行っています。系列の介護施設や病院と協力し、必要な内容を検討しています。学校で介護の勉強をしていない自分自身の経験から、難しい単語を極力使わずに、かみ砕いた言い回しに気をつけています。今はグループの国際医療福祉大学と連携し、技能実習生の外国人材の受け入れに向けて、準備しています。介護技術を伝え、日本での生活が上手くいくように支援したいです。

 また、認知症ケア専門士の資格を活かしてご利用者の家族や職員の手助けを行っています。認知症ケア専門士は、日本認知症ケア学会の認定試験を受けて合格すると取得でき、認知症ケアに対する知識や専門技術を学ぶことができます。同じことを繰り返し行う方がどうしてそういう行動をとるのかなど、ご利用者の行動を一歩踏み込んで考えることができるようになりました。今後は、リーダーとして介護に関する悩みなどを解決するための支援を行い、職員の指導にもあたっていけるよう、認知症ケア上級専門士の取得に努めていきます。

楽しく風通しのよい職場風土を維持していきたい

 主任としてより楽しく笑顔の多い職場づくりを心がけていきたいと考えています。職員全員が意見を言いやすい環境をつくることで、ご利用者にとっても、より良い施設になると思います。これから介護職を志す方には、ひとりで無理をしないでほしいと伝えたいです。介護現場で働いていると不安なことも多々あると思いますが、ひとりで無理をせずに、全員がチームとなって協力することが、介護の仕事において大事なことです。

介護老人保健施設とは?

 介護を必要とする高齢者の自立を支援し、在宅復帰を目指すための施設です。「自宅に戻って生活したい」という入所者本人や家族の思いを尊重し、入所者ができるだけ自立した日常生活を送れるよう、リハビリテーションや必要な医療、介護を提供します。
 
 高邦会グループは、日本初の医療福祉の総合大学「国際医療福祉大学」と、さまざまな医療福祉施設の連携によって、教育・研究に加え、あらゆる医療福祉のニーズに最高レベルで応える複合体を志しています。「地域創生」「グローバル展開」「イノベーション」という3つの軸を重視し、新たな価値を創造し続けています。

施設概要

医療法人社団高邦会 介護老人保健施設水郷苑

〒832-0058
福岡県柳川市上宮永町269
電話:0944-74-4001